ウォリアーズにフリースローを与えずタフショットを打たせられるか?

こんにちは。タカハシユウスケです。

1月27日、NBA「ボストン・セルティックス vs ゴールデンステイト・ウォリアーズ」の試合分析です。

結果は、115対111でウォリアーズが勝利。

試合の特徴は3つ。

  1. ウォリアーズはフリースロー試投数が多い
  2. シュート成功率は両チームほぼ同じだった
  3. カズンズをアウトサイドに引きつけてリングへアタックした

以下で詳しく説明していきます。

ウォリアーズはフリースロー試投数が多い

この試合では、ウォリアーズに29/34本(85.3%)フリースローを決められています。

フリースローが得意な選手が多いウォリアーズに、34本のフリースローを与えてしました。

特に、試合の結果が4Q残り1分を切っても分からない激しいシーソーゲームでは、勝敗に大きく関わるフリースロー。

フリースローチャンスが多かったのは、

  1. ケビン・デュラント 12/13本(92.3%)
  2. デマーカス・カズンズ 6/7本(85.7%)
  3. ステフィン・カリー 4/4本(100%)
  4. ドレイモンド・グリーン 2/4本(50%)

コンテストに対して手を当てにいくようにシュートモーションをとるKD。

ファウルを誘う巧みな技術に手を焼いたマーカス・モリス。

シュート成功数、成功率を見ると両チームにほとんど変わりはありません。

ただ、シーソーゲームの中で効率よく得点ができ、得意なシュートであるフリースローチャンスを増やしていったウォリアーズが、最後に競り勝ちました。

シュート成功率は両チームほぼ同じだった

フリースロー以外のシュート試投数/成功数はセルティックスが上。

シュートのスタッツでウォリアーズを上回れたことは試合内容として上出来と言えるでしょう。

ウォリアーズのオフボールで足を使ってフリーを作ってくるセットプレーと、速攻を阻止したディフェンスが良かったです。

しかし、リングへ勢いよくアタックしてくる時にはファウルで止めるしかなく、フリースローを多く与えてしまいました。

速攻で得点が決まりだし、リズムができるとチームが乗り、止められなくなるウォリアーズ。

リズムを切る意味でもファウルして止めたいセルティックスでしたが、フリースローも全然落としませんでした。

セルティックスも勝負どころでシュートが決まっていた分、悔しい結果になりました。

カズンズをアウトサイドに引きつけてリングへアタックした

1月19日のクリッパーズ戦から約1年ぶりの復帰を果たし、この試合で4試合目の出場になったカズンズの調子はまずまず。

本調子ではないものの、リバウンドやインとアウトのショットでコート上の存在感は健在です。

ホーフォードはカズンズとインサイドでの直接対決を挑まず、ピック&ロールでペネトレイトしたり、アウトサイドからのアタックで注意を引きパスをしたり、足とスペースを使ったOFをしました。

インサイドからカズンズを遠ざけることで味方のアタックに対してもカバーに行けない状況をつくります。

これまでカズンズがいなくて成り立っていたウォリアーズでしたが、これからさらに調子をあげてくる可能性もあります。

選手層が厚くなったインサイドに同対策するか。

他のチームの対策にも注目です。

最後に

ウォリアーズ相手に111点までスコアを上げられたオフェンス力は、まだまだ伸びしろを感じます。

昨シーズンの得点力を考えるとすこぶる良いです。

得点が伸びた要因としては、「速攻」と「3PA」の増加が考えられます。

強みだったディフェンスを基盤に、速攻で3Pを積極的に狙う。セットでもコンテストがなければ3Pを打つ。

特定のシューターはいないものの、全員が3Pを打てる(今シーズンはベインスも)選手が揃っているというのは、最大の武器とも言えます。

あとは、もう一歩ディフェンスで失点を抑えて、次はウォリアーズに勝ちたい。

というよりも、ウェスト首位を狙いたい。

「ウォリアーズのアタックをファウルじゃない止め方でタフショットを打たせる」

そんな何か良い戦術をブラッド・スティーブンスHCやコーチ陣、チームに期待しながら、これからの試合も観戦していきたいと思います。